ブログ連載を
#401-420までサイトに掲載しました。
#500…までには…終わるかなあ…。
ついでにトップページの下の方で「実検場」開通しました。この記事のタイトルは今年の全国高校サッカー選手権大会のキャッチフレーズなんですが、これだと国立競技場が物理的に無くなっちゃうようにも聞こえる気がする。
以下はぐだぐだしい高校サッカー語りになるので続きへ。
決勝戦の富山第一(富山) vs 星稜(石川)は漫画のような展開で決着がついた凄い試合でした。
星稜リードの0-2から残り3分で富山第一が1点返して一矢報いたと思ったら、まさかのロスタイムでPK奪取からの同点弾で追いすがり、PK戦特化型GKがアップを始めた延長戦後半残り1分で逆転ゴールを決めてそのままタイムアップ。笛が鳴るまで足を止めるな! とはサッカーの試合でよく言われる言葉ですが、集中を切らさず諦めず腐らず食いついて食いついた富山第一は本当に凄い。プロでも駄目な試合だと「あ、いま切れた」とあからさまに分かる
ブチッと音が聞こえるかのような瞬間があって、そのあとはもうただ一方的に押し込まれたり目に見えて走らなくなったりするのに。
……解説をしていた城さんは現役時代まさにそんな「やる気が無くなったの丸分かり」な選手だったなー。富山初にして北陸初の全国優勝おめでとうございます!
逆に星稜はレフェリーがPKのジャッジをした時点で、試合を投げてはいないけどふてくされた? と思うような表情を見せた選手が何人か目について、ペースが圧倒的に富一に傾いたのをさっぴいてもそこから先のゲーム運びはあまりいい雰囲気を感じませんでした。後付で言うのはズルいですが、監督まで不機嫌そうな顔になっちゃってるし、テレビで見ていても逆転の気配がしなかった…。
後は一言感想です。
・星稜のユニフォームのカラーリングが一瞬
帝京に見える。
・あの同点弾PKは同じ状況で城さんが蹴ったらたぶん
豪快に宇宙開発した気がする。ていうか する あのひとはする。
・何かのサッカー漫画で「PK戦になるとGKになるFW」「延長戦になるとFWになるGK」は見た覚えがありますが、準決勝の京都橘戦に出て来た富一のPK戦専用GKって、学生チームにしか出来ない起用法だからそれもなんだか漫画っぽい。
・でも天皇杯でPK戦までもつれた試合(J1 vs 高校生…)に、それまでゴールを守っていた若いGKじゃなくて控えの
おっさんベテランGKが出て来たのは見たことがある。
・夏の甲子園で優勝した前橋育英と同じく、富山第一も選手のお父さんが監督を務めてらっしゃる父子鷹なんですね。いずれ両監督が何かの媒体で対談するんじゃないだろうか。