「鉢屋三郎です。雷蔵が朝から一度も目を合わせてくれません。ちょっと泣きそう」
夏企画「
夢十夜」更新しました。
分かり辛いなりに分かりやすくしようと少し書いては消し、書き進んでは直していたので、思った以上に間が開いてしまった。そして結局分かり辛いという処置なし。
それにしてもあっっっついお盆期間になりましたねー……39℃はとろけそうどころか昇華しそう。
以下こころのきれいなかたはみないほうがいい
いいわけかいせつ
↓
雷蔵が見たのはいかがわしい夢です。
なので閲覧注意をつけてます。
参考に読んでいた江戸怪奇譚の解説本に「少年が主役の怪談話の多くは思春期の性衝動と無関係ではない」とあって、ほうほう。と思った ので こうなった。
ただし蛇の姿をとった第三者、もしくはサキュバス的な何かに襲われているんではなく、「理性」が「衝動」にアーレーゴムタイナーされてる一人相撲です。この言い方もなんですが。
気持ち悪いとか不快とかではなくむしろその逆なんだけど、思春期の少年は「自分の意志の及ばない衝動に転がされるのが怖い」という、未知の段階へ踏み出す=成長することへの恐れを持つ。みたいな解釈が発達心理学か何かにあったはず。
思春期(第二次性徴期)に身体に起こる現象が男性にとっては快感、女性にとっては不快感を伴うことがこの時期の男女の精神的成長差に関係するとか、この恐怖を拒絶し過ぎると成熟拒否のピーターパンシンドロームに陥るとか何とか。
最後に出てきた「醒めた自分」はいわゆる賢者タイムです。
一見「得体の知れないものに理不尽にいたぶられている」体にしたかったので、直接的な言葉はできる限り避けようとしたら筆が進まない進まない。
企画より先に夏が終わりそうなのでもう少しペース上げます。出来れば。