今回の更新をもちまして「夏の怪し」終了します。全24話にお付き合い頂きありがとうございました!
最後の一話だというのに利吉さんが利吉さんらしくない狂言回しになっちゃたのが申し訳ない。
「戦場に現れる正体不明の味方」は、近現代の戦争でも時々いるらしいです。確かアメリカ軍かドイツ軍でそんな話があった筈だけど詳細を忘れました…。メモっとくべきだった…。
キクラゲ城の若様が67歳で時代が室町末期の1570年代前半(幕府滅亡は一般に1573年)とすると、鉄砲伝来が1543年だから、若様の初陣がちょっと遅めの20歳としてもその頃はまだ火縄銃がないんですよね。火縄銃が普及して大筒が出来てそれに伴って火薬が徐々に改良されて、飛距離や威力がアップして、攻撃範囲がより広く殺傷力がより高くなって、戦のやり方も変わっていくのをリアルタイムで経験してるわけで、否応なしに年齢を感じそう。
第一次世界大戦から第二次世界大戦の30年あまりの間にも物凄い勢いで色々な技術が開発・実用化してるし、あれこれぶち壊す戦争と新しいものを作り出す技術の発展はいつでセットメニューな皮肉。民生転用もされてるんですけどね。
大鎧は平安後期~鎌倉時代に主流で、南蛮具足とか当世具足が出回る室町後期でも大鎧を着る地方や個人が無いでもないのですが、都会人からは「うわあいつらダッセェ」扱いだったようです。
秀吉の招集で鍋島直茂が肥前から兵士を連れて来たら、その格好が田舎臭いと言って秀吉の部下に笑われたので、「うち地方なんだから流行遅れでも仕方ないじゃん。俺の兵はファッションがアレでもしっかり働きますぅーオサレザムライ(笑)がモチベーション下がるようなこと言うなや って注意しといて下さいよ」と直茂が秀吉に切れた という話の出典はなんだっけ…メモ(以下略 。もちろん口調はこんなんじゃないけど大意はあながち間違ってない。
トップ落書きの豆腐が吹いてる&こぼしてるのは十五夜の菊酒です と思ったら菊酒を飲むのは9月9日の重陽の節句だった。oh…