「夏の怪し」更新しました。
そこらで見かけたキレーな女の人のことで普通にダベりそうな大人忍者、ということでこの二人でした。三禁どこいった。
八百比丘尼は人間をやめた不老不死の身体ですが、だからと言って何をした・何をする訳でもない、ただ人魚の肉を食べたばかりに永遠の命を得る羽目になってしまった不幸な娘と理解しています。違っていたらすみません。
と言うかこの話、特に奇妙な目に遭ったわけでもないし怪談じゃなくないっすか?
忍者の三禁は色・欲・酒と言っても、それらが絶対禁止な訳じゃなくて、足元をすくわれるほど溺れてはいかんという戒めだと思っています。偵察や変装のために忍者は多芸多趣味で人間的魅力がなければならない、と原作中で言われていますが、三禁完遂&心を殺しきって無感情無感動なターミネーターになることとは両立できない気がする。
たぶん人質的な意味合いもあったのでしょうが、流派によっては家族を持つことを推奨されていたそうだし、「色は厳禁」を徹底したら忍者の里では住人が絶え果ててしまう…と思ったけど家畜の交配みたいなやり方で子孫を残してたらやだなあとふと思った。